店長日記

嫁さんを連れて初めての帰省

2008年07月18日

もうすぐ8月、帰省の時期ですね。

僕が24歳で嫁さんが19歳。

嫁さんを連れて初めて帰省した時の話です。

夜行寝台車の「あかつき」で帰りました。

寝台車の中で嫁さんがまだ見ぬ僕の家族の事を

色々と聞いてきます。

お父さんはどんな人?お母さんは・・・?妹は・・・?

そんな質問に、僕の中の悪戯心がムズムズ・・・・・

「お父さんは田宮次郎に似てるかな?

お母さんはどちらかと言うと八千草薫ににてるやろ、

妹はアグネスラムにそっくりやな。

そやそや佐世保港からフェリーに乗って

僕の島に着いたら赤い絨毯が引かれてるからな。

僕、田舎ではお坊チャマやねん。」

寝台車のあの独特な雰囲気で僕は好き放題な話をします。

朝方早くに佐世保駅に着き昼からのフェリーに乗るまでに

何が何でも大好きなチャンポンが食べたくて食べたくて・・・

大阪の人はそんな食べ方をしませんが長崎の人は

チャンポンに洋ゴショウとソースを少しだけかけて食べます。

ソースの香ばしい香りが食欲をすすめます。本当に美味しいですよ。

さてさて、お腹も一杯になりフェリーの2等客室に二人で乗り込み、

約3時間舟に揺られ、いよいよ僕の島へ・・・

フェリーが港に着き、

嫁さんが「ノブの家族は何処にいてんねん?

田宮次郎は?八千草薫は?アグネスラムは?赤い絨毯は?」

「2等客室に乗るくらいやから赤い絨毯は嘘やけど3人とも迎えに

来てくれてんで、ほら!あそこにおるやん!」

僕の指の先に居てる僕の3人の家族を見て

「エー!田宮次郎も八千草薫もアグネスラムもおれへんやん!!!」

カッカッカ(笑い)

二人だけの帰省から約24年、子供二人が幼稚園、小学生の頃迄

7月10日位から8月末まで田舎で子供達と居てくれた嫁さんに感謝!

また嫁さんの悪口を一回も言わなかった、お母さん、お父さんに感謝です。





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