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店長日記
親父とハンチング帽と初恋の人
2009年09月07日
本当に本当に月日の経つのは早いもんですね~

ついこの間、長崎に帰ってきたと思ったら、もう9月です。

帰省した時の話です。

予定より半日早く夜の10時に島に帰ると

親父は、少しビックリした様な顔をしていました。

「お帰り」って言ってくれるのかな~と思っていたら

「ノブ、ハンチング帽は買ってきたとか!?」と先々パンチ

「ご免、忙しかって買って来んかったばい」

「おさおさ(感嘆詞でエ~みたいなもの) ハ~ ガッカリしたばい~」

昭和7年生まれの親父はちょっとだけお洒落に目が覚めたみたいです。

「チェックのハンチング帽が欲しかっばい~」と肩を落とします。

「大阪に帰ったらすぐ、送ちゃるけん」と慰めるが

「夏に間に合わんたい」と言って落ち込んでいます。

僕は心の中で 「お父さん彼女できたんかな?」 と疑心暗鬼。

新大阪から博多まで新幹線で2時間半

博多から佐世保まで電車で2時間

佐世保から僕の島までフェリーで2時間半

疲れかえって帰ってきて玄関に入るなりこの会話です。

照れ隠しなのかもしれませんね?

次の日の朝5時ごろ、僕の嫁さんと子供二人と子供の友達の正樹と

姪のまれかが帰ってきました。

さーそれからが大変です。

帰ってくるなり、魚釣りに行ったり、昼からはサザエの解禁日だったので

サザエ捕りに行ったり、次の日は朝早くに起きて無人島に行ったりで

とにかく一生懸命に田舎を満喫しました。

無人島の海は本当に綺麗な澄んだ海で、まるで僕等のプライベートビーチでした。

大阪に帰る1日前に、小学3年から高校1年までの初恋の人に会えました。

嬉しかったな~ 嬉しすぎて嫁さん、息子二人に

「この人、お父さんの初恋の人」って紹介すると3人とも

どうリアクションしたらいいのか少し困った様子でした。

もちろん初恋の人も・・・

とにもかくにも1秒も無駄な時間がないほど一生懸命遊んできましたよ。

元気な親父をみて一安心しました。

PS 大阪に帰ってすぐに僕の見立てたハンチング帽と

嫁さんの見立てたハンチング帽とちょっとした食料と一緒に田舎に送ると

早速、親父から嫁さんに電話かかって来ました。

「う~んにゃ、やっぱり晴美の見立てたハンチング帽は

ほんなこつ(本当に)カッコの良かもん!!!品の良かもん!!!」

嫁さんに上手にヨイショする僕の親父です。

イヨッ 世渡り上手!!!